福岡 薬院 パチンコ

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次は誰だろう、と周囲を見回すと、神官長に軽く背中を押されたヴィルフリートがびくっとした顔で振り返っていた

「行け、ヴィルフリート」 何があるのかわからない不安と緊張に強張った顔にリヒャルダが優しく微笑みかける

「ヴィルフリート坊ちゃま、ローゼマイン姫様、領主の子としての初めてのお勤めです

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大変でしょうが、最善を尽くせるよう、わたくし達はここでお祈りしております」「行きましょう、ヴィルフリート兄様

わたくしが先に行きましょうか?」「いや、私が行く」 ヴィルフリートがゴクリと息を呑んだ後、目をきつく閉じて踏み込んでいった

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 神官長に視線で、行くように示されて、わたしもヴィルフリートに続く

ねっとりとした幕を突き破るような感触と共に虹色の幕を抜けると、その先に出た

「うわぁ!」 ……ファンタジー! 心の中で思わず叫んだ

 今まで散々魔術関係で色々な物を見てきたけれど、ここは部屋全体がファンタジーだった

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 タペストリーもカーペットもない真っ白の部屋の中央に、スイカより少し大きいくらいの魔石が浮かんでいる

複雑な魔法陣がいくつも重なって浮かび上がり、その魔石の周りをくるくると回っている

魔力を帯びて光る複雑な文字や模様の連なりが回る様子はまるで支える棒がない天球儀のようだ

「ローゼマイン、邪魔だ

立ち止まるな」 最後に入ってきた神官長に睨まれて、わたしは慌ててその場を退く